Day12

本日は実質最終日。

朝ゆっくり目に起きて友人宅出発!

 

もしかしたら仕事で日本に来ることもあるかもしれないので、その時にはウチに来てとは言ったものの、ウチは小さいから家族6人泊まれるかなぁ?

と思いながらこれからも連絡取り合おうと言って別れました。

 

サンディエゴまで1時間半程度。

楽勝なドライブになると思いきや、子供達が大げんか😡

というか一番下の子が大騒ぎ!

叫んで

泣いて

周りに当たりまくり。

30分以上叫んでいたせいで声が枯れてしまって酒灼けしたスナックのママみたいな声に😢

 

昨日元気すぎて「このキンキン声どうにかならんかね」と思っていた答えがこれなのか?

 

とにかくなだめるのが大変でした。

そうこうする間にサンディエゴ神殿はスルーしてしまい、最初の目的地のミッドウェイ博物館に到着。

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湾岸戦争まで横須賀を母港としていた空母がそのまま博物館になっています。

サンディエゴにある事を知らなかったのですが、旅行計画中にアメリカの軍事博物館を調べていて、サンディエゴにある事を知りました。

ニューヨークにも空母があって、スペースシャトルを乗せているものもあるのですが、空母自体は一回り小さいので、こちらに行くことに決めていました。

空母に乗るというのは僕のバケットリストに載っていることなので大興奮。

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操縦席に乗るところでアジア系のおっさんが長々と座っていたり。

待つのが大変なので、「並んでんだけど!」とでかい声で言うとすぐに降りてくれたんですが、なかなか面と向かっていうのは面倒ですよね。

 

ふらふらになりながら艦内巡ります。

迷路のよう。

閉塞感も半端ないです。

途中で時間がなくなって帰ろうとしたのですがどうやって出ればいいかも分からずしばらく彷徨いました😩

 

やっとの事で地上に生還。

次はランチ。

地元で大人気といわれる

Hodad’s

に向かいます。

でも駐車場がない。どうも近くのスタジアムでメジャーの試合をやっているせいで空きがない模様。2ブロックくらい離れた駐車場に止めました。

でもゲートもなければ人もいません。

角に500円玉が入りそうな隙間がスペースの数だけある箱があります。

使い方がわからないので、アメリカ人が来るのをしばし待つこと30秒。野球見に行くアメリカ人が来たのでやり方を見ようとしたら、その人もよくわからないらしく、別の人に聞いてました😓

結局、駐車場代の紙幣を小さく折りたたんで、その隙間にねじ込んで、横にある金具で押し込むという非常に原始的な方法でした。

 

そんなこんなでお店に到着。

雰囲気ワイルドすぎ。

家族連れで入っていいのか心配になるレベル。

店員のタトゥーピアスバリバリのおっちゃんが、これまた冗談みたいなダミ声で声をかけてくれましたが見た目が怖い。

おずおずと入店。

店内もかなりごちゃごちゃしています。

でも妻が言うには非常に清潔みたい。

女性の店員は綺麗系。

その子が注文取りに来たときはまだ決まってなかったので時間もらったら、そのおじさんが戻ってきました。

怖い。

シェイク何味聞かれたけど決まってなかったのでおススメ聞いたら

「全部おススメ」

弾丸ライナー返答。

でもすぐに

「じゃあ全部混ぜちゃうか」

と提案してきたのでその提案に乗っときます。

お金3倍チャージされても仕方がないと諦めていました。

 

出てきたシェイクはアホみたいにでかい。

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ハンバーガもかなりの大きさで結局食べ切れませんでした。

 

どんな請求になるかわからないままいたけど、結局全部混ぜても同じ料金。

結果おっちゃんすごくいい人でした。

勝手に見た目で判断しちゃいけませんね😌

この店はああいう見た目が特徴だと後で知りました☠️

サンディエゴに行く際には寄ってみてください!

 

そんなこんなでサンディエゴのオールドタウンに向かいます。

オールドタウンはサンディエゴができた当初の雰囲気を持った公園ですす。そこで宣教師時代一緒だったカップル家族と落ち合う予定になっていました。

 

サンディエゴのモルモン大隊ビジターセンターで合流。

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この家族は五月に日本に来たときに千葉であったので二ヶ月ぶりでした。

 

ビジターセンターは観光地らしい内容で、ゴールドラッシュ前夜の西部開拓時代の雰囲気を味わえました。

 

開拓者たちがソルトレークに向かう道中、合衆国政府に徴兵され500人程度がネブラスカからサンディエゴまで行軍したときのことが学べます。

お話や展示というより、映像がメインのプレゼンでした。

この兵役で政府から貰えたお金は開拓者たちの東から西へ行く移動の費用にあてられたそうです。

また、行軍後にカルフォルニアに残った兵士の一人が金を見つけた事でゴールドラッシュ✨が始まったという、実はアメリカ西部開拓史上最もインパクトを残した隠れキャラも行軍に参加していたんですね

 

館内の説明が終わるとみんなで記念撮影。

友人家族も写ってるのでアップしませんが、セピア調で結構格好がいいデザインですので絶対とったほうがいいです。

 

そのあとは子供達大喜びの砂金探し体験。

もちろん本物ではありませんが、暑い中子供達も楽しそうでした。

 

ここで友人家族と別れてオールドタウンのルートビアのお店に行きました。

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これまたなかなかの品揃え。

店員さんに受けるかと思い

アメリカ横断してルートビア集めてるんだ」

と言ったもののすごい疑ってる感じで無愛想な態度は崩しません😅

この店オリジナルはないということだったので、見たことがないと思ったものを4本ほど購入。

ルートビアのキーホルダーも一緒に購入。

そういえば、このキーホルダーもう見かけないけどどこいったのかな?探さないと。

 

この時16時くらい。

このままロスに向かうと渋滞に巻き込まれると友人からアドバイスをうけ、サンディエゴで最後のお買い物。

ターゲットとウォールマートをハシゴ。

でも、ルートビアはあいかわらずA&Wくらいしかありません。

疲れでよれよれになりながらも、買い物を終えて友人と合流。

ルートビアを運ぶためのスーツケースをいただきました。

もうボーナスステージはいい人からいろんないいことをしてもらってるだけの本当に文字通りのボーナスステージでした☺️

 

そうこうするうちに時間も過ぎてきたのでロサンジェルスに向かいます。

途中知らないうちに有料道路に入ったらしく、強烈なフラッシュと共に写真を撮られました。

これが走行中なので結構きつい。

ってか、無人じゃなくて料金所作ってよと。

料金所あればおどおどしなくて済むじゃないか等々、よれよれになってるので気も短くなっており、イライラ😡

 

その後、僕にとって最大の危機が訪れたのです。

 

夜9時過ぎ。もう完全に暗くなっていて道がわからずジャンクションも通り過ぎてしまい、一旦高速から降りてUターン。

もう一回通り過ぎたことに気が付いてまた高速を降りようとしたとき、

「Compton」

という文字が目に入りました。

昨日の友人との話にも出た、危険なことで有名なコンプトンです。

Wikipediaの紹介はこんな感じ。

「コンプトンは、アメリカ合衆国カリフォルニア州南部に位置する都市。ロサンゼルスの南に隣接する。1888年に誕生した。人口は93,493人。貧困の度合いが激しいこと、犯罪率が上昇を続けてきたこと、サウス・セントラルの南隣に位置することなどから、インナーシティの典型例の1つとされている。」

ウィキペディアでもこのレベルの危険度。

普通だったら夜の九時にこんなところ通りません。

でも、判断力が鈍っていて、とにかく早く正しい道に戻りたいという一心で降りちゃったんです。

降りてすぐの信号見た瞬間そのヤバさに気が付きました。

なんというか、町全体がモヤがかかったかんじで、薄暗い🌫

道路もわだちができまくって波打ってる。

お店も人がいない。

明らかに今まで通った道と雰囲気が違います。

いや、人生でこんなヤバい雰囲気のとこ来たことないです。

アメリカに住んでても安心安全なユタがベース。

危ないといってもせいぜいラスベガス。

外国はアメリカと韓国以外行ったことない生粋の日本人。

 

一人旅なら怖いもの見たさで行ったかもしれませんが、今回は家族連れ。

親父として一番の責任は危険を避けること。

そう思ってこの二週間アメリカ旅行してたのに、最後の最後でこれです。

警察官時代に発砲事件の現場に急行したとき以上の恐怖が襲ってきました。

(ちなみにこの事件は虚報で現場に行ったらなにもありませんでした。さすが日本)

「もう、すぐにUターンするしかない。

でもその交差点も危険な気がしないこともない。」

心の中でひたすら神様に危険に巻き込まれないようお祈りしました。

家族は怖がらせてはいけないので、妻にもコンプトンであることは一言も言わず、

とにかく周囲に気を付けて、Uターンし、高速に戻りました。

もう一生こんな経験はしたくないです。

たぶん高速のEXITがあるところなのでコンプトンの中心ではなく外れたところだとは思いますが、十分危険だと感じました。

完全に道に迷っていて方角もわからなかったので、コンプトン通り過ぎても、サウスロサンジェルスとかいう別の危険地帯に入ったかもしれないし、もうどうにもならないですね。

 

教訓:

暗くなる前にモーテルにつくべき。

 

そんな恐怖体験後ももう一度道を間違えたあと、何とか目的のマンハッタンビーチのモーテルに到着。

御多分に漏れずインド系の経営でした。

雰囲気は悪くないけど、ラウンドリーがない。

近くのラウンドリー紹介してもらったものの、もう怖くて知らないところにはいきたくないので、洗濯は諦めました。

 

それから荷物をまとめ、2時就寝。

心身共に疲労困憊。

もう抜け殻のような感じになった最終日でした。

 

走行距離350㎞位