Day6
朝ごはんないので7:30くらいにホテル出発。
ホテルの後ろに猫の家族がいたので思わず撮影。
妻が言うにはあんまり猫を見かけないとのこと。
まあ特に野良猫は警戒心強いから外ぷらぷらしないと思うんだけど。
街自体は歴史保存地区的な扱いなのでちょっと散策。
そして、絶対に寄りたいと思っていた建物に行ってきました。
これわかるかな?
日本語ではブローニングと呼ばれてます。
傑作機関銃といわれ100年以上世界中で使われているM2を設計した人のお父さんの銃器工場です。
まあ興味のない人にはどうでもいいことですけどね。
ということで、家族も全く興味がないため、すぐに移動開始。
アメリカにはいくつかNational trailというルートが国によって認定されています。
今回はその一つの
Mormon Pioneer National Historic Trail
にできる限り沿った道路を進んで行きます。
イリノイ州ノーブーからユタ州ソルトレイクシティまで2000km超の道のりになります。
1846年頃大部分の教会員が信教の自由を求めて移住したルートです。
まずフォートマジソン橋。
旋回橋で、ちょうど下を船が通っており、しばらく待たされました。
今日はほとんどインターステートは使わない旅になります。
数時間進んだ田舎町で地元のスーパーに入ってルートビア探し。
でもここではメジャーなブランド以外ではPBともう一つしか売ってませんでした。もちろん両方購入。
ただこの辺りで危機感を覚えます。
この旅行の縦軸企画としてローカルルートビア収集というものがあるんですが(家族非公認)、ガソリンスタンドによってもスーパーに寄ってもメジャーブランド以外見かけないんです。
かつて友人に言われた「ルートビアはユタでは人気あるけど他ではそうでもないよ」という言葉が頭をよぎります。
気を取り直して向かいにあるハーディーズでハンバーガーブランチ。
ここはカールスジュニアと同じお店の東部ブランドです。
対応してくれたおばちゃんが前歯四本ないのでイマイチ言ってることが聞き取れませんでしたが、なんとか注文。
お客さんも白人ばかりでしかも冗談かと思うような田舎っぽいアクセントで話をしています。
初めて中西部と呼ばれる地域に来ましたが、本当に白人だらけなんですね。アジア人はナイアガラの滝以降一切見かけません。
白人以外ほとんど見かけません。中南米系だってほとんどいないんです。
あと、ここ三日ほど景色が変わりません。
ずっとトウモロコシ畑と背の低いなんらかの作物だけです。
映画フィールドオブドリームでトウモロコシ畑を球場にしていましたが、まさしくあの風景のまま。
ひたすら畑が続きます。
もう飽きました。
マルコムXの記念館もありますが、時間の関係上通過。
町外れの教会のビジターセンターに到着。
開拓者たちがどんな状態でどのような準備をして旅したか説明を受けます。
旅程は一ヶ月ちょっとの予定で食料積んだものの、実際は三ヶ月ほどかかったため苦労したとのことでした。
移動には幌馬車と手車の二つの方法があったそうです。
通常は雄牛二頭立ての幌車。
金銭的に厳しい家庭は手車。
赤ちゃん除いて歩ける人間は全て歩いて移動しました。
だいたい毎日アレ?何キロだったか思い出せない。
これだから思い出し日記は良くないですね。
言い訳するなら、受けた説明も子どものために全部通訳したので、頭に残っていないんです。ということにしてください。
ちなみに手車はこの写真の通り。
ウィンタークオーターズはユタへの道中、食料を補給したり、そのためのお金を稼ぐために働いたりと一時期は数千人が各宿営地で暮らしていた中継地点になります。
昼過ぎになりここを出発。
次は待ちに待ったアウトレット!
オマハの中心から1時間弱でアウトレットに到着。
久しぶりにアジア人見かけました。
アメリカのアウトレットは安い!
子供用のドレスが$7!
そのかわり僕が欲しいのはないし、目当てのオールドネイビーアウトレットもそれほど安くないので残念でした。
アウトレットならネットも繋がるかと思ったんですが調子が悪く本日のモーテル予約に手間取り20分ほど時間をロス
昼も大分すぎたので少し進んだリンカーン郊外のバーガーキングで遅い昼ごはん。
ここはひどいお店でした。まず注文するときに店員が目の前の僕に挨拶しない。こちらも日本的な挨拶があるとは思ってないけど、普通一言くらいあるはずなのにHiの一言すらない。
セットで頼んだのにドリンクのカップが出てこない。
バーガー出てきてもカップがないからカップくれと言うと放り投げるようにカップを渡される。
そしてとにかく汚い。
掃除してる人いるのに汚い。
もっとも汚さは日本の場末のマックやサイゼリアと同じくらいですけどね。
妻は対応と汚さがお気に召さなかったようで、この件でバーガーキング嫌いになったようです。残念
予定したモーテルまで行こうと頑張りますがとにかく眠い。
途中10分程度の休みを取り、またどうしても寄りたかったガソリンスタンドによって写真撮影。
今晩泊まる予定の街にある個人所有も博物館からの寄付だとのこと。
この戦車まだまだ世界的には現役で使っているところも多いんです。
第2世代の流線型が美しいですね。
これもわかる人とわからない人がいると思います。ちなみに僕の家族は全員この良さがわからないそうです。
わからないながらも写真撮ってくれた妻には感謝しています。
そんなこんなでモーテルに着いたのは夜10時ごろ。
またまたスーパー8です。
子供達がワッフル食べたいというのでワッフルがありそうなところで休めの宿を取っています。
しかし!
洗濯が時間外でできないというのでハプニングがあり若干残念な感じになりました。
走行距離900km弱
ガソリンは1ガロンあたり$2.89位でした